● SEMINAR AND WORKSHOP

ヒト向け食品予防管理適格者PCQI養成トレーニング参加のお誘い

ヒト向け食品予防管理適格者PCQI養成トレーニング参加のお誘い
全カリキュラム修了者に、米国FDA公認FSPCAのPCQIトレーニング修了証を発行します。

人口減少が進む食品マーケットの縮小対策として、国内食品関連事業者の皆様が事業拡大策を考える中で、食品輸出への関心が、年々と高まっています。このたびのお誘いは、大変ご好評をいただきました米国FDA公認PCQI養成研修の、第3回目の開講をご案内させていただいております。PCQIは、米国食品安全強化法(FSMA)の「ヒト向け食品に対する予防コントロール(PCHF)」が、輸出登録施設に担当者配置を義務付けていますので、現在輸出実績がある方は必須となります。また、今後、事業拡大として米国への食品輸出を検討なさっている方々はこの機会を逃さずにご参加いただく事をお勧めいたします。
● POINT

1.背景

米国食品安全強化法(FSMA)に基づき、米国FDAは今年から、輸出登録事業者への抜き打ち監査を始めました。実際の監査項目に対応するためには、食品の生産や米国への食品の輸出を行う施設には、必ずPCQIが1人以上いることが義務付けられており、PCQIを取得するには、米国食品安全予防コントロールアライアンス(FSPCA)が認定するトレーニングコースを修了する必要があります。

2.講師

PCQIトレーニングの講師は、米国が認めた講師に限定されています。本コースでは、実際のFDA監査でコミュニケーターとして幾度も同行し、また監査に備えるサポートも実施している世界TOP10のトレーナーの村井京太さんと共に、皆様を米国FDA公認PCQI認定者となっていただくためのお導きをさせていただきます。

3.PCHFは、以下の3つの要素で構成されています。

従来のHACCPをベースに、より広範な食品安全管理を要求するもので、サプライチェーン全体を対象としたリスク管理や、食品安全計画の策定などが求められます。
1.予防コントロールの策定と実施 食品事業者自らが危害分析を行い、潜在的なハザードを特定し、それらをコントロールするための予防コントロールを策定し、実施する必要があります。これには、HACCPにおけるCCP管理だけでなく、アレルゲン管理、サニテーション、サプライチェーン管理なども含まれます。
2.予食品安全計画の策定 食品安全計画は、予防コントロールを達成するための最も重要な文書であり、食品由来の疾病や傷害の発生を予防するために、危害要因を特定し、それをコントロールする体系的な方法を文書化したものです。
3.PCQIの配置
(Preventive Controls Qualified Individual)
PCHFを確実に実施し、記録をレビューするためには、PCQIと呼ばれる予防コントロール有資格者の配置が必須となります。

4.PCQI有資格者配置のメリット

法的要求の遵守 アメリカの食品安全強化法(FSMA)に基づき、食品製造業者は食品安全計画の開発と実施が義務付けられています。この法的要件を満たすためには、PCQIのトレーニングを成功裏に修了した個人の配置が必要です。このトレーニング修了後にその要件を満たす事が可能になります。
食品安全の確保 PCQIは、食品製造業者が食品安全計画を適切に策定、実施、管理するために必要な知識とスキルを持てます。これにより、消費者への安全管理技術を更に効果的に高めることができます。
リスク管理の向上 PCQIは、HACCPのハザード分析とリスクベースの予防コントロールの実施に関する専門知識を得ることになります。これにより、国内で義務化されたHACCPだけではなく食品安全マネジメントの全体像が理解しやすくなり、検証や指導、監査対応能力が向上できます。
顧客信頼の向上 PCQIのトレーニング受講者が在籍する企業は、顧客や取引先に対して高いレベルの食品安全管理を実施していることを示すことができます。これにより、信頼性とブランド価値が向上します。
※このコースは、食品衛生コンサルタントの参加を可能としています。
● PCQI Training / Workshop

PCQI Training / Workshop

【主 催】:
株式会社高澤品質管理研究所 食品安全戦略研究会
【共 催】:
東京サラヤ株式会社
【開 講】:
2025年10月30日(木)〜 11月1日(土)の3日間
【時 間】:
1日目:9:30〜18:30、2日目:9:30〜18:30、3日目:9:30〜17:30
皆様にとって充実した成果に繋がることを目指しており、ワークショップの状況によって終了時間が延びる場合があります。 研修期間中のご予定は、十分な余裕を持ってご計画いただきますよう、予めお願い申し上げます。
【会 場】:
品川第二地域センター / 〒140-0004 東京都品川区南品川5丁目3−20
【参加対象】:
定員25名/HACCPを理解している方で、PCQI要求事項への適合を希望している方が対象
  • 食品安全責任者
  • 保守管理者
  • 製造監督者
  • 規制担当者
  • 製造リーダー
  • 衛生監督者
  • 工場長
  • 品質保証・管理者
  • 安全管理者
  • トレーニング監督者
  • 主任技術者
  • 包装監督者および管理者
  • HACCP研修修了者
  • HACCP実務運用管理者
  • HACCP導入指導者
※このコースは、食品衛生コンサルタントの参加を可能としています。
  • (1)食品規制に関する概要
  • (2)食品安全計画に関する概要
  • (3)現行適正製造規範(cGMP)とPRP
  • (4)生物的な食品安全ハザード
  • (5)化学的、物理的、経済的に動機付けされた食品安全ハザード
  • (6)食品安全計画の開発における準備手順
  • (7)食品安全計画のためのリソース
  • (8)ハザード分析および予防コントロールの決定
  • (9)プロセス予防コントロール
  • (10)食品アレルゲン予防コントロール
  • (11)サニテーション予防コントロール
  • (12)サプライチェーン予防コントロール
  • (13)手順の検証と確認
  • (14)記録保持手順
  • (15)回収計画
  • (16)PCHF規制(21CFR117)に関する概要
  • (17)Q&A
● INSTRUCTOR

講師

村井京太 氏
PCQI・IAVAリードインストラクター(世界TOP 10トレーナー)

清酒製造・販売会社にて米国など約20ヶ国へ輸出、米国JV法人設立との生産・流通実務を20余年経験。全国地方中小食品製造会社の輸出支援に関わり、支援企業数は400社以上
ヒト向け食品予防管理適格者PCQI養成トレーニング参加のお誘い
● COURSE FEES

受講費用

お一人様 165,000円(消費税込)事前振込をお願いします。
3日間、テキスト配布、FSPCAへの登録費用を含みます。
● ENTRY

参加登録

参加意思のご連絡をいただいた順に、お申し込みシートをお届けします。
お振込手続きの手数料のご負担をお願いします。
● SEMINAR & WORKSHOP

お申し込み

メール、ホームページ、お電話で

振込先ご案内

意思確認と申込審査

参加登録

受講証の送付、テキストは当日配布

● MORE INFOMATION

お問い合わせ

お問い合わせは以下の連絡先まで(ホームページからも可能です)

株式会社高澤品質管理研究所
研修実行委員会事務局:角、横江
メールアドレス: kado@ishikawa-sp.com
電話: 0761-51-7193
FAX:0761-51-7194